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BRAND
STORY
vol.
04

テント
変幻自在なツールーム

  • サバティカル
    ブランドストーリー
  • vol.
    00
    イントロダクション
    サバティカルの始まり
  • vol.
    01
    プロダクションノート
    デザイン哲学編
  • vol.
    02
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  • vol.
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    ダウンの源流を知る
BRAND STORY vol.4TENT

変幻自在なツールーム

GILIAとARNICA

デザインコンセプト
01
デザインコンセプト

“インナーテントがセットになったトンネル型のスタンダード”

トンネル型タイプは、ポールをスリーブに差し込んで自立させるという誰もがイメージしやすいキャンプ用テントのスタンダード。基本的な構造を形づくるアーチフレームが形状を支えるため、テント設営に不慣れな人でも完成形を作りやすく、また、傾斜地や不整地といった条件下でも、比較的完成度の高い設営が可能です。

また、垂直に立ち上がった壁面が多いことで、デッドスペースが少なく、設営面積分を生かした余裕のある居住空間を可能にします。

もともと耐風性のあるトンネル型ですが、SABBATICALでは市場で初めてトンネル型にメインフレームにテンションをかける形でブリッジフレームを追加することで、より風に対しての強さを増しています。また、全てのサイドパネルを大きく解放することが可能になり、跳ね上げやロールアップする際の支点として効果的な役割を果たします。

付属のインナーテントを使えば、寝室とリビングを分けたツールームテント。インナーテントなしであれば居住空間の広いシェルターとして。さらに、パネルの開放や跳ね上げにより、季節や人数、景色によってさまざまな張り方バリエーションが可能です。

フレームワーク
02
フレームワーク

“フレームの変形を抑えて耐風性をアップ”

強風でテントが壊れる場合、一番の原因はポールの破損です。風によってテントが煽られ、負荷に耐えられなくなったポールが曲がったり折れたりする。その際、最も破損しやすいのは、湾曲している頂点部分です。風が強まるほどストレスが頂点に集中し、最終的にポールは折れ曲がります。1本の棒を湾曲させていくと、最後は真ん中からポキリと折れる。それと同じ現象です。

そこで、テントの耐風性をアップさせるキーは、風が吹いたときのポールの変形をできるだけ抑えることにあります。

「ギリア」と「アルニカ」では、市場で初めて、トンネル型にメインフレームにテンションをかける形でブリッジフレームを追加。この工夫により、より風に対しての強さをましています。ギリアは3本、アルニカは4本のアーチフレームが一体化して支え合う構造です。また、アーチフレーム同士が連結した半自立型のため、設営後のちょっとした移動なども容易です。

ルーフ部分はポールを差し入れるスリーブ構造を採用して耐風性を高めています。スリーブ部が長いほど湾曲を抑えて安定性は増しますが、長いスリーブにポールを差し込むのは手間がかかります。そこで、ポールが湾曲しやすいルーフはスリーブ仕様で、サイド部はフッキング仕様にして設営しやすさも同時に実現しています。

ペグダウンはボトムだけでなく、必ずサイドのポールからの張り綱もすべて張って下さい。耐風性に関しては、どちらかといえばポールからの張り綱が重要で、アーチフレームを抑え込むように力が働くことで、頂点部の変形をできるだけなくします。

フレキシブルなポールが柳のように風を受け流すというのは誤った考え方で、上から抑え込む力によってアーチフレームの変形を防ぐこと。これが風に強いテントの原理原則です。サイドへの張り綱の取り付けも、必ずテープをフレームに巻き付ける(取扱説明書ご参照)のもそのためで、できるだけ、風によってポールを変形させないことを意識して設営してください。

ポリエステル素材
03
ポリエステル素材

“防水性と軽量性を追求した化学繊維”

「ギリア」と「アルニカ」は、ポリエステル素材を採用しています。化学繊維のため撥水・防水加工がしやすく、強度がありながら薄手の素材を使うことができます。

SABBATICALでは表面に環境に配慮した撥水加工を施し、裏面はポリエステル(PU)コーティングし、縫い目はシームテープを張ることで防水性の高いテントに仕上げています。

TC素材と比べると、防水性があり、軽量でコンパクトになる点が大きな違いです。水を吸収しにくい素材なので、雨で濡れた際も重さがあまり変わらず、乾きやすくメンテナンスもしやすいため、誰でも気兼ねなく扱うことができるアウトドア向きの素材といえます。

<span class="en">GILIA</span>
04
GILIA

“多彩な使用方法に応えるマルチパーパステント”

北米大陸の乾燥地帯に咲く高山植物の名に由来した「ギリア」は、2人用と5人用という2つのインナーテントがセットになった革新的なテントです。

開発の軸になる考え方は「寝る」ことにフォーカスした3シーズン用テント。シンプルに寝ることを目的としているため、メッシュパネルはインナーテントのみ。春から秋の3シーズンモデルなので、冷気の進入を防ぐスカートも不要、といったように考え方を絞り込んでいます。その結果、コストを抑え、手頃な価格帯を実現できました。これからキャンプを始めようという方が、まず最初にチョイスするオールインワンのテントとしても最適です。

寝ることにフォーカスしているとはいえ、ツールームテントやシェルターとしての使い方ができるのも、空間が横に広いトンネル型テントのメリット。2人用インナーテント使用時は、2人分のローチェアやテーブルを置けるツールームテントになり、5人用インナーテントの場合は、クーラーボックスや荷物を置ける広めの前室が出現。もちろん、インナーテントを取り外せば、シェルターとしても活躍します。この5人用テントが、2人用のツールームテントに変化させられるという機能は、特許取得済のギリアならではの特徴です。

最初から用意されている2種類のインナーテントを使い分けることで、デュオからファミリーまで、その都度、人数の変化に対応します。ご夫妻でキャンプを始めて、やがて子どもが生まれて人数も増え、といった家族の成長に寄り添えるのも「ギリア」の持ち味。場合によっては、2つのインナーテントを同時に使用すれば、最大7名まで寝ることができます。昼間は大きなタープの下で過ごし、夜は寝室に特化させた「ギリア」で寝る。そんな友人同士のグループキャンプも目に浮かびます。

<span class="en">ARNICA</span>
05
ARNICA

“確かな安心感が備わった全部入りファミリーテント”

「アルニカ」の名前は、山岳地帯に黄色い花を咲かせるキク科の高山植物に由来しています。コンセプトは家族が使うツールームテント。機能、品質、価格のバランスに優れた製品で、なによりも家族と過ごす時間で使うギアとして大切な「安心感」が備わったテントです。

収容人数は付属のインナーテントが大人4人、または大人2人と子ども2、3人。リビングスペースも同じ人数が過ごせる十分な広さがあります。また、シェルターとして使う場合は、大人10人分のチェアとテーブルを持ち込むことができます。家族4、5人が過ごせる大型ツールームテントですが、10m×10mの区画サイトには収まるサイズです。

寝ることにフォーカスした「ギリア」と違い、「アルニカ」はツールームとしての快適性を追求しています。室内高は両サイドが175cm、中央部は210cmと、大人が立って歩ける高さに設定。小さい子供がいる状況でも、屈まずに出入りができ、安全のためのクリアランスも大きくとることができます。4人用インナーテント使用時も、4人分のチェアやテーブル、クーラーボックスなどを入れても十分のリビングスペースがあります。

さらに、2枚のフロントパネルと、6面のサイドパネルは全面メッシュ付きで、虫の多い季節のキャンプも安心。それぞれのパネルは、開ける・ロールアップする・跳ね上げる(別売りポールが必要)が可能で、プライベートを生かした空間から、タープのような開放感あふれるレイアウトまで変幻自在です。また、スカートを備えることで、寒い日や風の強い日でも隙間風の侵入を防ぎ、気温の低い状況でも安心感のある仕様です。

サイドパネルを跳ね上げる際には、3枚のパネルを接続用生地とベルクロで連結できる仕様で、隣り合うパネル同士に隙間ができません。また、通常1パネルにつきポール2本が必要ですが、接続部を見直すことで2~4本で跳ね上げができる為、張り綱も少なくすみ、別途用意するポールの総重量を減らすと同時に出費も抑えることができます。

ポリウレタンコーディングを施した防水ポリエステル素材は撥水加工とUV加工済み。ルーフには生地の厚みを増し、さらに遮光PU加工によって、日差しを軽減します。開放的に跳ね上げたサイドパネルも相まって、夏の暑さをやわらげる涼しげなキャンプをお楽しみください。

  • BRAND STORY vol.03シェルター
    ワンポールからの進化形
  • BRAND STORY vol.05タープ
    機能美が際立つタープ4モデル
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  • TEXT:CHIKARA TERAKURA
  • PHOTO:SHOTA KIKUCHI

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